遺作
2014年 10月 25日
フィリップ・シーモア・ホフマン。
享年46才。死因は薬物過剰摂取。今年2月、ホフマン死亡のニュースは世界を駆け回った。
ボクも唖然とした1人。大好きな俳優さんだったから。何を演じても唸るほど上手い。名優だ。
「脳内ニューヨーク」、「その土曜日、7時58分」、「カポーティ」、「マグノリア」、
「マスター」、「ダウト」、「25時」、「パイレーツロック」、「パンチドランク・ラブ」
主演から脇役、善人から極悪人まで、ありとあらゆる役をこなすことのできる役者バカだった。
特に主演をつとめた「脳内~」は、鬼気迫る怪演といえるもの。あれは完全に狂いまくっていた。
今、新宿武蔵野館で上映中の「誰よりも狙われた男」を見た。ホフマン主演にして遺作となる。
劇中(ネタバレ)、最後の最後に主人公は「Fuck~!!!」と絶叫。そして消えていった。
なんだかそのラストシーンが、実際のホフマン終焉とだぶって見えてしまった。
まさに「やってらんねぇよ、畜生ー!」ってね。しかし惜しい。まだまだ見ていたかった。
平馬
by h72ogn
| 2014-10-25 15:49