あっそ
2015年 08月 14日
最近、まったくプロレスを見なくなった。それでも少し動向が気になったりするもの。
驚くべき現象が起きている。「新日本プロレス」だけが異様に盛り上がっている。
他団体は低迷したまま。この10年間で飛躍できたのは新日本だけなのだ。
例えば大阪の興行。ひと昔前、大阪府立体育館(4500人収容)で半分以下の客入りだった。
それがいつのまにか大阪城ホール(13000人収容)を超満員にしている。ブーム再来。
会場は女性客が猛烈に増えた。人気商売は「女」の動員にかかっているといっていいだろう。
コンサート、演劇、落語、ラーメン屋、パン屋、海の家、その他諸々、みんなあてはまる。
新日本はレスラーをタレント化させた。もっといえばホストに近い。
コスチュームや髪型を見ればよくわかる。体型もボディービルダーのようだ。
ボクの少年時代は、黒タイツとリングシューズがレスラーの象徴的なスタイルだった。
それは試合内容にも現れており、わかりやすい派手な大技をポンポン出すのが平成以降。
昭和は技より情念をより強く感じたものである。1つ恐いのは女性客の“飽きっぽさ”だろう。
いきなりそれは観客動員数として出る。冬ソナブームが今もつづいていますか?…でしょ?
ヨン様が結婚した時、一時夢中になっていた母が一言、「あっそ」で終わりだから!
なぜ日本人観光客がこんなに減ってしまったのかと、韓国人は頭を抱えているという。
新日本プロレスも冬ソナの二の舞になってほしくないものだ。
平馬
by h72ogn
| 2015-08-14 17:28