二色愛
2016年 02月 25日
色について。
いきなりなんだと思うだろうが、エロチックなことではない。カラーの方である。
前この日記で、ベンガラ(朱色)の色味にやたら愛着があると書いた。
レッド、オレンジ、ピンク、赤系は好きだが、ベンガラは別格。ずっと見ていられちゃう。
もう1つ。緑色。ただのグリーンではない。「アマガエル」のトーンが大好きなのだ。
実物をめっきり見なくなったが、たまに道端に佇む姿に遭遇すると、愛しくてたまらない。
今までどうしてこの2色に特別な執着があるのか考えもしなかった。が、最近ふと思ったのだ。
40年前に遡る。ボクは相撲やプロレスにハマる少し前に、鉄道ファンだったのだ。
お気に入りの電車は3つ。中央線、山手線、そして近鉄ビスタカー。新幹線はその次。
スピードより形と色にこだわりがあったようだ。昭和50年代初期。中央線=朱色、山手線=緑。
まさにあの風合いがドンズバ。理屈抜き。理由もない。幼児の琴線に触れたのだろう。
相撲を好きになってからも、高見山のマワシの色だけは好きだったもん。
というわけで、40年経過して気づくこともある。記憶のお色直し。死ぬまで好きな2色なのだろう。
平馬
by h72ogn
| 2016-02-25 20:23