「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

パイの格言2(後編)



 つづき。




 2003年4月。君津トリックアイでパイは初めてのライヴをした。メンバーは5人。
宮内君、森ちゃん、ぎっちゃん、ゆうこ、ボク。チャコは東京公演から参加だった。
フォク、ナナコ、ケイト、タカコ、みんなまだ出会ってもいない時代である。


 で、どうだったかって?ひでぇなんてもんじゃないよ。想定していた以上だ!
唄はまずい、演奏はちぐはぐ、着物だって満足に着られていない。
“晒した”という部分でなら、あとにも先にもこれが1番だろう。みんな頭をかかえたはず。


 そりゃそうさ。つい何ヵ月か前までドラムぶっ叩いていた男が着流しで流行歌だもん。
前バンドはそれなりに君津で評価されていたしね。けど、そんなもんまったく関係ない。
とにかく見切り発車でも先に進まないと話にならないわけでね。


 よくなる材料は恥ありき。料理と同じ。不味いもの作ってしまったら、その原因追究をする。
あ、ちなみにこの初ライヴはパイの自主企画。もちろん東京からバンドを引き連れた。
つまり、口直しに美味いものを食べてくださいってね。主催側のささやかな配慮だ。


 「恥の先払いはしておけ」


 今となっては「先払い」と「後払い」の区別がつかなくなっている感じがしなくもない(笑)。
ただはっきり言えるのは、恥が後から押し寄せてきちゃうのは羞恥心をこえた恐怖に変わる。

 こうなると、よほどタフでないと耐えられないよ。






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平馬



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by h72ogn | 2016-09-02 14:48