「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

「ファウンダー」寸評 2


※内容に触れます。これからという方はスルーしてください。



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 個人的に映画「ファウンダー」のテーマは、“自己暗示”だと思っている。もちろんポジティブシンキングの方。レイにネガティブさは皆無だ。

 ミルクセーキミキサーのセールスマン時代から、レコードで自己啓発ものを毎日繰り返し聴いていた。こういうタイプは入れ込んだら後には絶対に引かない。

 邪魔くさ!と思えば、何十年も連れ添った伴侶にだって実にあっさりと離婚を切り出す。慰謝料は、家、車、預金。会社の株や諸権利は一切含まれなかった。

 マクドナルドそのものを作ったのはレイではない。マック&ディックの兄弟だ。質を維持しつつ事業拡大を目論んでいたわけで、彼らに欲がなかったわけではない。

 しかしレイの営業力の凄まじさに押しきられてばかり。しまいにゃ乗っ取られた。印象深いセリフがある。最後、この弟の方が裁判所のトイレで遭遇したレイに言ったことだ。

 なぜこれほどマクドナルドにこだわったのか?と。レイは「いかにもアメリカっぽいイイ響きのする名前だったからだ」と即答。ネーミングの重要性。なるほど。

 日本人なら、和食店で太郎や次郎だと“何となく”美味くて安いイメージがする。これが家康とかだと大袈裟だし、逆にポンちゃんは軽すぎる。

 ちょうど良い名前ってあるもんだ。ふつう食べ物を扱った映画だと、上映後無性に食べたくなるもんだが、1ミリもそう思わなかった。見る価値は十分ある。オススメです。







ヘーマ

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by h72ogn | 2017-08-01 14:32