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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

健さん追悼

 健さんは、男が惚れる男の代表格だった。




 とかく野郎は勝手な幻想を抱いたりするもの。物事を現実的にみる女性はそれが薄い。
もっとわかりやすく例えると、これは、無いモノねだりに近い。発端はコンプレックスからだ。

 スクリーンの健さんは、寡黙で、誠実で、慈悲深く、女に優しくて、哀しげで、無頼で強い。
それでいて繊細で、たまに背で泣いている。男はこうありたい。ファンはみんなそう思っていた。




 1977年。5才のボクは祖父の経営する映画館で「幸せの黄色いハンカチ」を見ているのだ。
ラストシーン。まわりの大人がポロポロ涙をこぼしていたのを記憶している。何故、さくらが?


 寅さんファンの少年平馬は、女房役の倍賞千恵子さんばかりに気をとられて混同していた。
渥美さんが刑事役で登場した時も驚く。そう、監督は「男はつらいよ」の山田洋次さんだった。


 ボクの両親も健さんフリーク。親父なんて「冬の華」のワンシーンをカメラで撮っていたから。
つまり、親子二代に渡るファンなのである。今日の朝、ワイドショーを見ながら母は泣いていた。


 ボクは我慢した。明日も書く。








平馬
by h72ogn | 2014-11-19 20:22