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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

「アメリカンスナイパー」評 2。

 羊、狼、番犬。




 『男たるもの、弱き「羊」たちを脅かす「狼」を征伐する「番犬」となるのだぁ!』
物語の冒頭部分。伝説の射撃主カイルが少年時代のシーンである。
そこで、父親がカイルに言ったセリフがこれ。彼はそれを鵜呑みにして育つのだった。


 いかにも英雄崇拝思想/教訓である。「強い人間になれ」は我が国の教えにもある。しかし、
狩猟民族のそれとは質が違う。どちらかというと我々の場合、我慢強く生きろに近い。
一方あちらは一人称でなく敵がいる。敵ありきで男をスタートしている。敵うわけないよ(笑)。


 それともう1つ印象的だったのは、「神」「国家」「家族」のために生きるんだというシーン。
これもまた日本人の信条とは大きな違いがある。家族くらいは共通しているかもしれないが、
少なくとも神と国家のためなんて、誰もこれっぽっちもモチベーションの材料にしていない。


 どちらがどうなんて事でなく、同じ地球の定住者なのに人の性質はイヤになるほどバラバラだ。
ただしこれだけはハッキリさせておこう。日本人は戦争(軍事)に向いていない。
羊はごめんだが、「馬」のように速く走る術を学び、逃げちゃうのが一番のような気がする。





平馬
by h72ogn | 2015-03-31 12:11