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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

悪ふざけ

 忌野清志郎が亡くなって今日で丸6年が経った。




 今になってロックの神様みたいな持ち上げ方をされているが、
生前どちらかというと“厄介者”“邪魔者”“問題児”みたいな扱いをされていたように思う。
葬式の弔辞で甲本ヒロトが言っていた、「全部冗談だったんだよな」と。


 たとえば発禁になった「カバーズ」。ふつう単なる企画ものだったら、あれ1枚で終わる。
コンセプトアルバムとして出して終了になるはずだ。ところが清志郎(RC)はちがったのだ。
古巣に戻ってすぐ発売した「コブラの悩み」の1曲目で、怒りをぶちまけるかのようにこう歌う。


「日はまた昇るだろう。「東」の「芝」にも~」


 そう、発禁した東芝EMIの理不尽さに対してこの歌詞をつけた。清志郎はしつこい。
腹の虫がおさまらなかったのか、反体制の曲をぶちまける「ザ・タイマーズ」を結成。
このバンドもたくさん新聞ざたになった。悪ふざけと悪だくみの総動員といえる。


 清志郎ならではの起動力は、ヒロトの言う「全部冗談」からスタートしている。
しかし、怒りに対してだけは超リアルだった。才能を武器に闘った。戦争と核に牙を剥いた。
キャラクターやイメージみたいなものを超越。類い稀な存在感を示したロックンローラー。


 真剣に悪ふざけしないで、ロックも何もあったもんじゃないんだよ。



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平馬
by h72ogn | 2015-05-02 17:17