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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

天龍と鶴田

 2015年11月15日。

 ひとりの昭和の名レスラーが引退する。




 そのプロレスラーの名は天龍源一郎。元力士。昭和51年に全日本プロレスに入団。
キャリア39年の大ベテランである。好きだったんだよなぁ。特に天龍革命時代。
あの怪物・ジャンボ鶴田との一連の死闘は凄まじいの一言につきる。


 体格、運動神経、レスリングセンス、三拍子が揃っていた鶴田は、“おっとりタイプ”の人間。
その時代、他団体は格闘技寄りのスタイルが主流になりつつあった。
王道を貫く全日本は一切追随せずの姿勢。馬場さんの堪え忍んで糸口を見つける戦術はさすがだ。


 しかし唯一、危機感を募らせていた男こそが天龍なのである。対戦相手がいてこそプロレス。
天龍は迷わず鶴田にターゲットを絞る。目的は明白。憎しみや恩讐ではない。
197センチ/120キロの「怪物の本気」を引っ張り出すことだった。


 高校生の時。伊東市青果市場での試合。天龍は鶴田にだけ、えげつない攻撃を仕掛ける。
知らねぇぞ!怪物が怒っても!鶴田の顔つきが徐々に変わっていく。反撃。それみたことか!!



 ボコボコボコボコボコ…



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つづく
平馬



by h72ogn | 2015-10-15 19:47