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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

天龍と鶴田 2

 鶴田の本気を引っ張り出す。




 天龍革命の目的はそこ。鶴田はすべてが規格外。だからいつも遠慮がちな攻めに終始していた。
ファンなら誰もが思っていたこと。そこに着目した天龍は並のプロレス頭ではない。
「もっとこいや!」の世界を日本全国どの会場でも手を抜かずに展開していたのだ。


 もちろん鶴田の攻撃を受けるには、強靭な肉体とテクニックを要する。
伊東市青果市場に、今まで聞いたことのない人間と人間がぶつかり合う音が鳴り響く。
189センチ/115キロの天龍をまるで枕をポイッと放るように投げてしまう鶴田のパワー。


 いったいこの人の100%ってどのくらいなんだろうと、観戦しながら思ったものだ。
プロレスには受けの美学がある。天龍源一郎はこの美学をずっと追求したのではないか?
満身創痍。今の天龍はボロボロだ。よくこの年齢まで現役をつづけられたと思う。




 青果市場の試合後にボクは天龍と阿修羅・原の出待ちをした。
ワゴン車に乗り込む両選手に握手をしてもらう。なんというか、足の様な手だった。


「天龍さん、このままお帰りですか?」に、「これから飲むんだよ」と返答してくれた。


 高校時代の大切な思い出である。



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平馬
by h72ogn | 2015-10-19 19:12