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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

 オレは、今年8月15日で44才になる。




 ゾロ目で縁起がいい数字だ。少なくとも43よりは気分がイイ。とまぁ相変わらず呑気である。
自分だけならいつもとなんら変わらない。しかしまわりを見渡すと楽観視できない状況もある。
あたりまえだが、44にもなると親世代の大半が70代を過ぎている。オレの両親もそう。


 最近、叔父(母の弟)が大病を患った。年齢は64才。この人、超が付くほどマイペース。
のんびり屋どころではない。時間を守ったためしがない。喋るスピードも遅い。温厚そのもの。
法事の時もすごかった。坊さんの経が終わった頃に夫婦笑顔でやって来た。大遅刻である。


 しかし、怒ったりする者はいない。逆に何時に来るか賭けていたりするから始末がわるい。
そんな人でも病気はするんだ。「下血」を痔だと思い込んで数ヶ月放置。
後から叔父の対処を聞いて呆れ果てた。だってボラギノールを連投しただけだったのだ!


 それだけではない。腸が悪いかもと悟ると、ビオフェルミンで治すつもりでいたらしい。
治るわけがない。ふつうここらで病院に行くものだが、叔父は違う。再びドラッグストアへ。
なんと、前よりも値段の高いビオフェルミンを購入してしまうのだ。


 下血が出てから数ヶ月後、ようやく胃腸外科で検査。診断結果は大腸癌だった。
先月下旬に無事摘出オペを終えて最近退院した。誰もが病にかかるもの。
オレ自身のスローガンは「美味い酒を飲むために健康でいること。他は知ったことか」である。


 近しい人が大病を患ったと聞くとドキッとする。オレだってもう若くはないしね。
それにしてもだ。ボラギノールとビオフェルミンで病気を治そうとする叔父はスゴイよ。








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平馬



by h72ogn | 2016-01-07 14:22