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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

すかし勝ち


 大相撲千穐楽(3月28)。その結びの一番。




 白鵬ー日馬富士。東西横綱対決。白鵬、勝てば幕内総合優勝。まさに大一番。
決着はなんと1秒で白鵬勝利。なんと、すかし技を仕掛けたのだ。
日馬は1ミリも予測していない。あえなく土俵外へつんのめるようにして飛んでいった。


 会場内は大ブーイング祭り。「われ!」「ボケ!」「カス!」「モンゴルに帰らんかい!」
さすがは野次のメッカ大阪。関西人は厳しいからね。それは表彰式までつづいたのだ。
土俵下での優勝者インタビュー。ここでもしつこい客の罵声が飛び交う。


 それを思いきり耳にした白鵬は、声を詰まらせ泣き出したのだ。驚いた。大横綱がだよ。
立ち合いの変化は誰でもやるものだが、やっていい時と悪い時がある。
横綱はやらない方がいい。しかも相手が同じ横綱ならなおのこと。


 過去、千穐楽の本割りであんなセコい勝ち方をした横綱はいない。
少なくともボクの記憶にない。北の湖、輪島、千代の富士、貴乃花、みんな真っ向勝負をした。
相撲は様式美を重んじる極めて稀な世界である。あの日馬富士の負け姿は無様そのもの。


 図がよくない。恥をかかされたかたち。相撲は勝てば官軍というスポーツではないのだ。


 なに考えているんだ、白鵬!だいたいマス席いくらすると思ってんだよ。





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平馬。



by h72ogn | 2016-03-29 07:42