灯台もと暗し
2016年 04月 01日
女子中学生監禁事件。
犯人の男(23)の供述を聞くと、ひじょうに計画性の高い犯行だという事がわかった。
当初、被害者にも非があったのではという見方をする人が多かったように思う。
じっさいボクもそうだった。家出の延長で事件に巻き込まれたのだろうと。しかし事実は違った。
巧妙な犯人の手口。あれはそうとう緻密だ。練りに練ったという感じがする。
なんでもこいつの親は「防犯グッズ」の販売業を営んでいるのだとか。
まさか監禁の際に使用したんじゃあるまいな?さぞ両親は驚いたろうよ。
犯罪を防ぐ品物を売っているのに、てめぇの息子が御用になっちまったんだから。
超「灯台もと暗し」である。防犯グッズも、見方を変えたら悪漢どもの便利グッズ。
2年も監禁できたんだ、こりゃ信用できるといって、親の会社は急激に売上を伸ばしているようだ。
↑あ、これは4月1日ということで。
失われた少女の時間は戻らない。しっかりとしたメンタルケアが必要である。
性犯罪やワイセツ事件は今後増加するだろう。被害者を救済する能力は今の日本にあるの?
ここはもっと基礎固めをしておかないとマズイ状況になる。警察は一切アフターケアはしない。
日本人の日本人のためのマニュアルを作成すべきだ。アメリカの手習いは通用しそうもない。
つまりそれは国内にスペシャリストを生むこと。まずは人材からである。

平馬