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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

再評価


 北野映画をあらためて観る。




 去年公開された「龍三と七人の子分たち」。コメディ作品。ボクは好きになれなかった。
ビートたけしはお笑い芸人だが、同一人物でも北野武監督はシリアス調の方が得意だと思う。
緊張感の中にないと笑いは起きにくい。だから純度100%のコメディは難しいのである。


 数ある北野映画でボクが1番好きなのは「3ー4X10月」。つづいて「ソナチネ」、「HANAーBI」。
デビュー作「その男凶暴につき」や、初の続編もの「アウトレイジ」も好きな部類に入る。
たしか関連作品で興行収益No.1は「座頭市」だった。娯楽に徹した内容がウケたのだろう。




 ボクが観直したのは4本。「ソナチネ」「HANAーBI」「キッズリターン」「アウトレイジ」である。
「BROTHER」は退屈になり途中でストップ。その翌日、真木蔵人暴行事件のニュースが(笑)。
今観ると、ベネチア映画祭で金獅子賞を獲得した「HANAーBI」が、どうもうけつけなかった。


 主人公(たけし)がカッコよすぎ。ナルシシズム全開。ちょっと食傷気味。胸焼けした感じ。
そこにきて再評価したのは「キッズリターン」。脚本の良さはもちろん、編集のスゴイこと。
この編集作業も北野監督が中心で行われている。パズルをぶっ壊して違う名画にした様な傑作だ。


 個人的な映画の評価なんてどんどん変わっていいと思う。新しい発見はうれしい。








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平馬

by h72ogn | 2016-05-17 00:01