人気ブログランキング |

「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

ディラン

 とうとうノーベル文学賞を歌手ボブ・ディランが獲得した。




 キャリア50年超。ボクは2度ほどライブで生ディランを見た。亡霊のような雰囲気。
いや、もっというなら死神か。舞台に現れてエネルギーを感じなかった人は2人いる。
ディランと柳家小三治師だ。なんとなく現世とちがう領域に意識があるような気配。


 歌詞の世界も様々。戦争反対をシンプルに歌ったものから、まるで理解不能まで。
時代をコトバと折り合いをつけながら駆け抜けたことはたしかだ。では今のディランはどうだろう?
これが、ほとんど恋愛を描いたものなのだ。状況描写だけだったり、回顧録な内容の曲もある。


 アルバムの最後に、何の脈略もなくいきなりジョンレノンを思う曲(名曲)を置いたりと。
たしかに文学作品としても成立する膨大なリリックの数々。歌詞カードも分厚い(笑)。
ボクが思うに、ディランの凄さとはあの詞をメロディに乗せて歌ったことだと思う。


 友人からメールがきた。「どのあたりのアルバムから聴くべきか?」とね。
迷わずボクは「ベスト盤は避けろ。一番新しいものがいい。対訳付の国内盤な」そう返信した。 


 ディランは「生」を抹消しつつも、今を生きているから。偉大なる“歌手”である。










f0347130_08504050.jpg

平馬


 
by h72ogn | 2016-10-15 08:24