フルタチさん
2016年 11月 07日
昨夜、古舘伊知郎の新番組を見た。
タイトルは「フルタチさん」。フジテレビ。2時間スペシャルだったと思う。
偶然だったが、放映を見てホントによかった。なぜなら強烈なコトバに巡り会えたからだ。
番組の最後に古舘さんがピンでしゃべるコーナーがある。そこであるエピソードが話された。
永六輔さんの葬儀。その香典返しにもらった一枚の手拭い。そこに染めぬかれた格言。
もちろん永さん自身がしたためた直筆。そのコトバにいたく感銘を受けたという内容だ。
ボクは背を丸めてレモンサワーを飲みながら、薄ボンヤリとテレビを眺めていたが・・・
不覚にも涙がでそうになった。油断してたなぁ。なにかが胸に突き刺さってきた感じ。
今日の日記の最後は、その永六輔さんのコトバを紹介して、筆を置くことにする。
生きているということは、誰かに借りを作っていること。
生きてゆくということは、誰かに借りを返していること。
永六輔

ヘーマ