無事これ名馬
2017年 01月 23日
いつもなら相撲話をするよな。
稀勢の里初優勝。横綱昇進へ。こんなもんどうでもいい。というか、日本人びいき丸出し。
外国人だったら来場所の成績いかんでとなっていたはず。こうだともう昇進八百長である。
とにかく稀勢は相撲内容がパッとしない。けして悪くない。だが、盤石とはほど遠いのだ。
絶対的存在を示してこそ“横綱”だと、ボクはそう思っている。
それよりも昨日の中山競馬場でのダメージが尾をひいている。金よりも馬のことだ。
銭はまた働いて切りつめりゃ博打なんてもんはすぐできる。しかし命は戻らないもん。
しかも牝馬。シングウィズジョイは、まだうら若き女の子だったのだ。前を走る馬と接触。
一瞬の事だが大惨事。70キロのスピードが出ている。馬の体重は450キロ。
それをあんな細い足で支えているのだ。とにかく競走馬の美しさは形容しがたい。
そういう生き物に、てめぇの身銭を委ねているのが競馬というギャンブルなのだ。
一線画する媒体だとつくづく思う。「無事これ名馬」とはよく言ったものである。
もう昨日みたいなレースには遭遇したくない。生かしておくべきじゃない人間が死ぬべき。
「無事これ偉人」とは言わねぇだろ。でしょ?街はそんな連中が溢れかえっている。
写真は優勝したタンタアレグリア。
シングウィズジョイの分まで勝ってくれ‼

ヘーマ