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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

「マグニフィセントセブン」寸評


 つまらないわけがない。




 なぜそう言い切れるのかというと、「七人の侍」「荒野の七人」のリメイクだからだ。
日本映画でもっとも評価され、知名度ナンバーワンの作品がこれ。
1954年。黒澤明監督。主演は三船敏郎。空前絶後の大スペクタル巨編。スケール感ハンパない。


 この名作の権利を、世界のクロサワはわずか数百ドルで譲渡してしまう。
6年後の1960年、時代劇が西部劇となって「荒野の~」が公開された。とても昔のことである。
だって「マグニフィセントセブン」はそこから約57年後だからね。



 映像、音響、座席の質もぐんと向上している。ボクは品川プリンスシネマで見た。
通常料金で入場できたが、プレミアムスクリーンだったように思う。音が特によかった。
ドンパチをテレビサイズで観賞しても意味がない。ぜひ映画館で。その迫力に圧倒されるだろう。


 ひとつ注文するならば、「七人~」と「マグニ~」はラストシーンがあまりに違うという事。
大事なセリフがない。「本当の勝者はあの百姓どもだ」これだよ、これ!
黒澤監督は人間の“本質”をあの一言に集約させていた。弱者のすべてが弱くないということを。


 ここが減点ポイント。あと欲を言えばモノクロの方がはまったのではないかと思っている。
馬にまたがり、草原を悠然と走るガンマン。早撃ち。ナイフ。葉巻。ギャンブル。
そりゃもう野郎どもの憧れだ。イーサン・ホーク渋かった!サイコーです!








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ヘーマ

by h72ogn | 2017-02-05 18:52