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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

「はじまりへの旅」寸評


 そういえば先週、1本の映画を見ていた。




 「はじまりへの旅」ビゴ・モーテンセン主演。ヒューマントラストシネマ有楽町。
初回上映。満席。ボクは最前列の左側に座った。内容には触れない。いや、ちょっと書く。
近代社会を否定拒絶し、山で自給自足生活を送っていた家族が街で引き起こす騒動を描いた物語。


 父親ひとり、子供6人のドタバタ劇で終始すると思われたが、いろいろ考えさせられるシーンも。
もっとも印象に残ったのは、「悪気のない過ち」というセリフ。人間の過ちのほとんどはこれ。
過ちに気づく人はいるが、“悪気のない”となるとそうはいかない。これってかなりタチが悪い。


 自意識の中にある正義という刷り込み。それはやがて無意識化する開かないドアみたいなもの。
映画では、悪気のない締切ドアが見事にこじ開けられた。見所はここだろう。
笑いと切なさのミクスチャームービー。「イースタンプロミス」ビゴの好演も光った秀作だ。






※原題は「Captain Fantastic」。なんだよ、この「はじまりへの旅」という邦題は!


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ヘーマ

by h72ogn | 2017-04-09 09:49