神の子、死す。
8月26日。格闘技界の雄、山本KID徳郁選手は自ら癌を患っていることを公表。治療に専念。そのわずか3週間後の訃報だった。
享年42才。若すぎる。姉 美憂選手はアマレスから総合格闘技へ転身。40才をこえてのデビューは無謀だと言われていたが…
KIDは指導者としても優秀で、何人もの選手を送り出している。RIZINの矢地選手もその 1人。ボクは12~3年前、代々木体育館でKIDvs宮田の試合を生観戦した。
メインイベント。結果は膝蹴り一撃でKID勝利。その試合時間はなんと4秒!ゴングが鳴って瞬きをしたら、そこに顎を砕かれた宮田選手が横たわっていた。
軽量級日本人選手でKIDが最強だろうといわれていた時代である。あの日はたしかゴールデンウィークだったと記憶している。えらいもん見せられた。
太く短い人生。…にしては短すぎる。病気は恐怖だ。恐ろしい。山本家は幼少期から食事のコントロールを徹底していたアスリート一族でもある。
あのKIDが?まだ信じられない。
ヘーマ