炎鵬
2019年 09月 18日
死にいってますよ。
大相撲九月場所。幕内最軽量力士である炎鵬のことだ。167センチ/98キロ。日本人平均より3、4センチも低い。体重だって90キロオーバーの男性なんてかなりいる。幕内平均は161キロ。
ちなみに休場中の白鵬は158キロだ。平均より少ない。しかし、ボクのちょうど2倍である。バケモノだらけ。最重量の逸ノ城なんて224キロだもん。同じ人間とは思えないよ。
そんな世界に炎鵬はいる。かく乱戦法しか手立てはない。ようするに引っ掻き回す取り口。時には首をキメられたり、体ごと潰されて巨体の下敷きになったりしている。見ているこっちがヒヤヒヤもんだ。
だから勝った時の歓声はどの力士よりも大きい。ボクも大の炎鵬ファン。十両どまりだと思っていたが、よくぞここまで上がってきたものだ。白鵬がスカウトしたんだよな。
育て方も上手いのかもしれない。この炎鵬の他に小兵力士は2人いる。同部屋の石浦、ライバルである照強。ただし今場所は勝ち星に恵まれていない。1番小さい炎鵬は今日、元大関・琴奨菊に勝利。
7勝4敗。勝ち越しまであと1つ。命懸けの15日間。応援しないわけにはいかんでしょ!現在、5時20分。これから御嶽海や貴景勝の登場だ。朝乃山は手痛い一敗。優勝戦線は混沌としてきた。
ヘーマ