栄養学~平塚編~
2019年 11月 07日
昨日、昼過ぎに平塚へ。
高校時代の友人宅。といってもその友人はいない。ボクの目的は彼のご両親に会うこと。おじさんは獣医師、おばさんは薬剤師。お2人とも現役なのだ。食と薬について聞きたいことがある。
ここに息子がいると単なる宴会になってしまう。酒はまた別の機会でよい。おじさんは某専門学校で栄養学を教えている講師でもある。とにかく昔から何でもよく知っている博識者だ。
ボクは高校2年の時、ふつうに遊びに行ったのだが、おじさんの即席性教育を受けた。この家だと部屋に閉じこもることはない。いつも広い台所でみんなとわいわい。それがまた楽しい。
昔、同窓会の二次会がこの台所だったこともある。昨日はマンツーマン。時間にして約3時間、みっちりいろいろ教えていただいた。日本人と欧米人で適した食事はまるでちがうという話は興味深かった。
それは肝臓の許容(働き)のちがいでもある。最近、なんでも皮付きのまま食べるのが健康に良いとされているが、おじさんは、あれはまったく間違っていると言っていた。日本人向きでないと。
野菜や果物は中身を守るため、皮から外にわずかに毒素を蓄えているという。日本人は「毒を食らわば皿まで」なんてとんでもない!解毒作用は欧米人に比べてとても低い。
昔々から伝わる和食の調理法が最高なんだと、そうおじさんは力説していた。水で洗う、皮は剥く、灰汁は取る、玄米より精米された白米の方が体にやさしい。発酵食品でも合う合わないがあると。
ヨーロッパで主流なヨーグルトよりも、日本人は味噌、糠漬け、納豆を率先して食べるべし。今のボクの現状をお話しすると、ご両親は口を揃えて「煮魚を積極的に」とアドバイスしてくれた。
帰り際、おばさんがおにぎりを握って持たせてくれる。伊豆に着くまでお腹が空かないようにって(笑)。なんてやさしい人なんだよ。シソ風味。これが最高に美味かった。また来年おじゃまします!
さぁ、今夜はボクシング・井上尚弥の世界戦だ‼︎‼︎画像は宇佐美海岸の夕暮れ。
ヘーマ