ムショの中
2019年 11月 11日
たくさん捕まっておるのぉ〜。
シャブ中の田代まさし、スノボーのなんとかってのは大麻密輸(‼︎)、つい最近だと有名金融トーレーダーがMDMA(合成麻薬)でお縄となったようだ。もっとも深刻なのは5度目の逮捕になる田代容疑者だよな。
「ダルク」という更生施設に入所していても、使用前に罪の意識があったとしても、そこに覚醒剤があれば手を出してしまうのだろう。よくいわれている中毒症状で苦しんだ上に…ではない。
これは、脳内に擦り込まれた快楽の記憶がよみがえってしまう“フラッシュバック”という現象のしわざ。常用者のほとんどが、これ一回やったら辞めよう、そう思って使用を繰り返しているという。
辞めている人も同じなんだって。今日はガマンしよう。明日が今日になり、「今日もガマンできた」でやらずに済んでいるらしい。こうなるともう脳に擦り込みがある輩は立ち直ることができないよね。
それをコメンテーターが断言してしまえば、絶望でしかないと言っているようなもの。だから本音を口にできない。臭い飯でも3食付きだと進んで刑務所に入りたがるバカもいるが、それはごくひと握り。
誰でもあんな所で生活をしたくないと思っている。田代容疑者は以前、「刑務所の中は悪のネットワークが交錯している場」と発言した。ヤクザの組長から画家へ転向した山本集さんはもっと強烈。
「ムショはとんでもないところや。頭のおかしいのもようけおる。あそこは、悪人を更生させるところやないで。悪人を鍛える場所や!」と、ドスのきいた関西弁でのたまっていた。
そうなると、麻薬の入手ルートを警察が根絶させるなんて飛躍的すぎている。いたちごっこだもん。それよりも再犯者の扱いが肝心。ハッキリ言って100%病気だから。刑期中に有効な治療を施すべき。
アル中は効果絶大の断酒薬があるのにね。シャブ中に効く薬はまだ開発されないのか?化学合成だから、わりと簡単にできると思うのだが…。超ズブズブだった清原は大丈夫なのかね??
『覚醒剤うたずにホームラン打とう』
↑これ、1987年の撲滅キャンペーンコピー。ポスターには西武時代の清原和博が凛々しく写っている。なんという皮肉。
ヘーマ