人気ブログランキング |

「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

「地獄の黙示録~ファイナルカット~」❶

 史上もっとも狂った映画No.1は「地獄の黙示録」だと思っている。




 この狂ったとは狂気性のこと。F.F.コッポラ監督作。キャストは、マーティン・シーン、マーロン・ブランド、ロバート・デュヴァル、サム・ボトムズ、L.フィッシュバーンなどなど名優揃い。1979年公開。


 とにかく冒頭からエンディングまですべて狂いまくっている。内容だけではない。ドラッグのせいで、出演者、監督、おそらくスタッフ勢も気が触れてしまっていたに違いない。挿入音楽もそう。


 最初と最後に流れたのは「The End」だもん。ザ・ドアーズ。ジム・モリソンは完全にイッてしまっている伝説のロックヴォーカリスト。この映画、とにかく途方もないスケール感なのだ。


 これを見てしまうと、CGでこちょこちょ製作されたアクションものなんて見られなくなる。爆破、爆撃、爆発、全部すべてリアル。いったいどれほどの火薬を使ったのだろう?


 戦地へ突入するヘリコプターは10機。全機スクリーンにおさまっている。それが海辺すれすれの超低空飛行でぶっ飛ぶ。このシーン、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」が爆音で鳴り響く。


 毎回見る度に、ボクは声をあげたくなるほど頭の中に奇妙な熱がおびてしまうのだ。そして劇中もっともイカレた人物といえば、断トツでボブ・キルゴア中佐だろう。


 「地獄の黙示録」のハイライトは上映から20分後にある。戦火の中、サーファーでもあるキルゴアは、部下たちにサーフィンをしろと命令。とうぜん敵は海にも攻撃を仕掛けてくる。


 それを確認したキルゴアは、無線で空挺部隊に「森を焼き尽くせ。石器時代に戻してやれ」と指令を出す。空からナパーム弾で大反撃に出たのだ。爆破後のセリフがしびれるんだ。


 「朝に嗅ぐナパームは格別だ」これ、名セリフランキングで12位なんだとか。キルゴア登場シーンは15分程度。たったそれだけで、他をすべて食ってしまった。


 演じた役者は、ロバート・デュヴァル。「ゴッドファーザー」でファミリーの顧問弁護士であるトム・ヘイゲン役の人。これがまたまったく別人のキャラクターなのだ。明日も書く。どうもね。



つづく。




「地獄の黙示録~ファイナルカット~」❶_f0347130_08353653.gif


ヘーマ


by h72ogn | 2020-03-14 08:23