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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

突撃スナック!

 昨日のつづき。



 4歳の時に通った保育園から小中学校も同じ。高校は違ったが、Kちゃんもバンドをやっていた。彼はベース。見た目はゴリ山ゴリ夫だが、意外と器用で几帳面な性格。吸収力も高い。


 いかにも屋台骨というベーシストだった。今では建築関係の仕事をしている。海鮮居酒屋で乾杯。レモンサワーを口にしたとたん、「ヘーマったん、オレこんなのじゃ永遠に酔わねぇよ」と言った。


 さすが職人だ。いきなり麦焼酎「吉四六」をボトルで注文。つまみにはほとんど手をつけない。酒ばかりスルスル飲んでいた。2時間ほど飲み食いしてお開きに。やっぱりな、二次会へ()



 せっかく埼玉から来たのだ。そのくらい付き合わないとね。人通りの少ない週明けの伊東の町を歩く。スナック?知らないなぁ。いや、待て。知り合いの姐さんが経営する店があるぞ。


 徒歩10分かかると伝えた。するとKちゃん、「ここでいいよ」と変なスナックに突撃したではないか!もう引くに引けない。いや〜、あまりお目にかかれないThe場末。ママは間違いなく後期高齢者。


 ホステス1人。フィリピンの女性。ところが、なかなか接客がうまい。つまり押し引きのバランスが良いのだ。おかげで内々の話題を話すことができた。11時を過ぎるまで楽しい酒を飲む。



 お勘定はタクシー代も含め、すべてKちゃんが出してくれた。幼なじみだろと、奢ってくれる人に対してボクは太鼓持ちに徹する。お旦(だん)に喜んでもらわなくちゃね。


 帰り際、ママが何やらビニール袋を手渡した。「これ、お土産ね」って。スナックで土産付きか。中身を見ると、野菜ジュース、豆乳、ヤクルトの3点セット。ボクらはタクシーの中でしばらく笑い合ったのだった。




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ヘーマ


by h72ogn | 2020-03-26 13:47