ジャン鶴最強説
2020年 05月 13日
「え〜、鶴田さんは別格として…ん〜…ハンセンですかね」
これは在りし日の三沢光晴選手の発言。「今まで1番強かったレスラーは誰でしたか?」というド直球の質問に対してのアンサーである。とにかくジャンボ鶴田は人間離れしていた。
まさしく規格外的存在だったのである。鶴田さんは197センチ/127キロ。全日本プロレス入団前はアマレスのオリンピック選手。高校時代はバスケットボールの有名選手だった。
ここでも凄いエピソードがある。なんとアマレスを始めたのは中央大学2年からだったのだ。ちょろっと習っただけで即無敵に。桁違いの運動神経の持ち主。それはドロップキックを見れば一目瞭然。
2メートル近い大男が、あんな高く飛べるわけがない。100キロくらいの選手ならマクラの様に投げてしまう。ハンパないパワー。身体も柔らかい。ルー・デーズ直伝のバックドロップは説得力があった。
アマレスの名門である専修大で鳴らしていた秋山準選手。普段あまり練習しない鶴田さんが、珍しくスパーリングに誘ってきた。「ほら、ほら、秋山君がんばって~」なんて言われながらコロコロ転がされたという。
鶴田最強説をとなえるファンは少なくない。今から20年前の今日5月13日、“怪物”も病には勝てず。肝移植の手術中に死亡した。今日はジャン鶴の試合を見ようと思う。亡くなってずいぶん経つが、鶴田幻想は色褪せていない。
ヘーマ


