ジョニー!
2020年 10月 26日
Sex Pistols.
今でもパンクのアイコン的存在だ。
何がイイって、ベースのシドはベースを弾くことがまったくできなかったってこと。弾くフリしてステージに立っていたのか。なんてマヌケなんだろう。
そのかわりドラッグは死ぬほどやりまくった。「シド&ナンシー」という伝記映画で彼らの狂った日常が克明に描かれている。もちろんおっ死んだ。当時のオーバードーズは自然死だから(笑)。
しかし、ヴォーカルのジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)は今でもしぶとく生きている。「PiL」というポップバンドはそうとう長いキャリア。アルバム1枚だけ残してサッと解散したピストルズとは大きく違う。
なんでもPiLは、ニューアルバムのレコーディングを途中打ち切り。その理由はなんと介護。ジョニーの奥さんは2年前から認知症を患っており、24時間の付き添いが必要だという。
時代を感じさせるニュースである。
日々の暮らしって、生活ってスゴイ。
※ふと、永六輔さんが書いていた色紙のコトバを思い出した。
「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返してゆくこと」
ヘーマ