真夏の汚点
2021年 08月 12日
沼津へ。映画を観るためだ。
今日からしばらく雨が降る。1週間も?天気には逆らえないというが、それも癪にさわる。きっと映画館はガラ空きだろう。サンシャインシネマズ沼津は、沼津駅北口すぐ。屋根付き歩道があるから傘要らずだ。
好立地なのは助かるけれど、観たい作品が1つもない。なんとなく引っかかるのがあるものだが、ホントに皆無である。じゃあアクションものでよかろう。アニメは趣味じゃない、辛気臭い邦画もイヤ。
そこで選んだのが「ワイルドスピード」となった。シリーズもの。どうせ内容なんて薄っぺらい。とにかく派手にドンパチさえやってくれたら満足である。沼津駅には11時10分到着。まずは腹ごしらえ。
老舗の洋食屋「千楽」へ。すでに満席?引き返そうとしたら、すぐに席の用意ができると言われる。2分しか待たなかった。今回は初めて「カツ丼」をオーダー。揚げたてのロースカツに甘いタレが合う。
900円也。美味かった。ごちそうさま。いざ映画館へ。12時スタート。終わったのは2時半!まさかの140分映画だったのだ。2回寝落ち。静かな場面はすべて違うことを考えていた。これほど酷いとはね。
こんなのを見て喜んでるアメリカ人って、もはや気が触れているとしか思えない。まるで内容が空っぽなものに、これでもかと大金をぶっ込んでいる。ノースリーブの丸太腕どもがガチャガチャやってるだけ。
お涙ちょうだいと思わせるシーンがあったが、もう安っぽくて見ていられない。女優で美人なのはシャーリーズ・セロンのみ。あとは浅黒いのばっか。途中、腰に痛みが出た。踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
唯一の救いは、「最低映画を観賞した」という話のネタができたことである。今、帰りの電車だ。帰宅したら口直しに映画でも見よっと。このまま今日を終わらせてなるものか!
ヘーマ