惜別カツ
2022年 01月 28日
あの繁盛店が!?
地元・伊豆に、というより実家近所にあるトンカツ屋が1月30日(日)をもって長期休業に入るというのだ。ボクが小学生時代に開店しているから40年前後の歴史がある。
肉好きの祖父がよく連れて行ってくれた。他にも中学卒業式や成人式の終わりで、友だちと食べた記憶がある。名物は盛り合わせ。大エビ、ヒレ、魚、カニクリーム。
他に、味噌汁、香物、冷奴、ポテサラが付く。消費税が上がった後は値段据え置きのかわりにポテサラ消滅。サイドメニューにもない。そりゃないよと落ち込んだ記憶がある。
どうやら療養を要するオヤジさんの体調が今回の休業理由だとか。ご高齢だし、次にいつ食べられるかわからない。これは行くべし。ランチ営業のみ。混雑必至。11時開店と同時に店内へ。
するとボクの後からぞくぞくと客が入ってきた。おばさんの「ご注文は?」に、いつもなら盛り合わせを頼むのだが、サービスランチがカツカレーとあるではないか!
40年の間、ここでカレーを食べたことがない。ボクは定番をやめてこちらをオーダーした。10分後、お膳で運ばれてきた。お〜!そこにはマカロニサラダ。こちらもお初。
卵の黄身がたっぷり入っているからだろう、見事な黄金色。ひと口いただく。美味い。これはいける。さて、いよいよ主役のカツカレーだ。いただきます!…あれ?…あれれ?
これさ、おばさんが家で作ってきたやつ?良く言えば家庭的な、悪く言うと素人レベルのガッカリ味。小鉢にカレー、皿にマカロニサラダでよかった。カツだけなら高得点だが、カレールウが・・・
あ〜あ、とんだ幕切れとなってしまいました。オヤジさん、必ず復帰してください。次回は定番をお願いします。もしくは、カレーの飛躍を期待しております。お大事に。
ヘーマ