大相撲三日目パドック
2022年 09月 14日
大相撲九月場所は三日目を終えている。
恒例(?)の力士パドックをお届けしよう。とにもかくにも、身体が激変していたのは新入幕の平戸海。腹がドーン!と太鼓腹になっていた。七月場所から10キロ近く増えているはず。顔つきも変わった。
犬から狼にといったら大袈裟か。相撲に迷いがない。3連勝。優勝戦線に食い込んでくるかは別として、二桁勝利あるいは敢闘賞獲得はある。先場所、途中休場の隆の勝は幕内下位(前10)なら大勝ちは堅い。
1敗の横綱・照ノ富士は膝の調子いかんだろう。ただし、上半身だけでも相撲はとれる怪力の持ち主。本日組まれた明生戦は見ものだ。圧力No.1は大関・貴景勝。初日を落としているものの体は動けている。
完全に明暗を分けているのが兄弟力士の若隆景(3敗)と若元春(3勝)。兄・元春は背筋強化したはず。僧帽筋の隆起が見てとれる。昨日は、宝富士に追い詰められたが、うっちゃりで大逆転。背中が強くなければ出来ない技だ。
部屋からコロナ感染者が出て全休していた高安もまずまず。この流れは先場所優勝の逸ノ城と同じ。丸々休めば怪我が癒える。稽古量も充実しているようなので、前半に取りこぼしなければひょっとするかも。無視はできない存在だ。
◎ 隆の勝
◯ 貴景勝
▲ 若元春
△ 照ノ富士
☆ 平戸海
注 高安
消 正代
ヘーマ