うたのこと1
2022年 09月 27日
月3~4で「1人カラオケ」している。
歌唱力向上を目指しているわけではない。かといって息抜きでもない。練習?稽古?トレーニング?うーん、それとも違う。やや実験に近いように思う。ボクは、不自然な歌い方と思えるヴォーカリストが大の苦手である。
パイのLIVE中、たま〜に声色を変えて歌ったりするが、あれは単なる悪ふざけ。何の前触れなく誰々風にしてみると、気づいた人がクスクス笑っているのが見える。なぜかこちらも嬉しくなってしまう。
1人カラオケの実験はこの逆。オリジナル曲を歌うヴォーカリストの“クセ”をとことん抜く作業。たとえばBOOWYの氷室クセを取りはぶく。ご存じのように、特徴的なサ行とタ行の発音をだ。
チャ、チィ、チュ、チェ、チョ、でなく、ちゃんと「タチツテト」にする。あんたね、それで「B・BLUE」なんか歌ってごらんなさいよ。何の面白味もない、色気もない、単なるロックっぽい曲に。
つーことはだよ、「アイデンティティ=方法の確立」といえないだろうか?
つづく
ヘーマ