最初の一枚
2022年 10月 20日
バイト代は音楽に投入。
高校は小田原まで通学していた。片道45分。駅から徒歩20分。トータル65分。学校が終わって17〜21時までコンビニでアルバイト。夏休みは海の家。高3の時、熱海にある「ホテルニューアカオ」でも働いた。
バイド代が入ると、真っ先にオダチカへ突入。当時、ここに「新星堂」があったのだ。行くとまず店長のSさんに挨拶。話を聞く。もちろん流行りの音楽話ではない。古き良きロックアルバムのオススメである。
ふつう入口はベスト盤になるが、たとえばストーンズの場合、寄せ集めよりもLIVE盤の方がずっと衝撃を受けた。そんな経緯もあり、選んだアーティストの何を初めに聞くべきか?ボクの質問は毎度そればかりである。
Sさんはその頃30代半ば。つまり自分より倍ほど生きている人。ましてレコード屋をきりもりしているくらいだ。先人達の情報量と見識はとても信頼できる。「ボヴ・マリーはどれからですか?」「カヤからがイイよ」
「D.ボウイは?」「ジギースターダストで間違いない」「AC/DCは?」「これはLIVE盤からでしょう。『ギター殺人事件』!」という風に、誠に適切なアドバイスをしてくれた。今は2分でコレクションできる便利な時代になっている。
それはとてもありがたいのだが、人とのコミュニケーションを挟んで聴くことができた音楽は、なにかその人とココロが繋がったような気がして嬉しくなったものである。今、S店長のオススメ何だろう?
ヘーマ


