理不尽銀行❷
2023年 04月 20日
昨日のつづき。
チビ貯金瓶(日暮里)の方は途中でやめたまま放置。問題は自室に鎮座している高さ40㌢の貯金箱だ。幾らなのか、何枚なのか、まったく見当もつかない。硬貨はトータル千枚以上はあるだろう。そうこうしている内に耳寄り情報を得た。「◯◯◯◯金庫なら500枚まで無料」だと。
まごまごしていたら大手につづけとばかりにルールを大きく変えられてしまう。善は急げ。トンカチで貯金箱本体にヒビを入れ、中身をすべて新聞紙の上にザザーッと出してみた。あっ、千円札3枚発見。お札を入れた記憶がないのは酔って投入したからか。よほど気分が良かったのかね。
まず、種類別に分別。500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉の順にやる。5円あたりから急に腹が立ってきた。なんでこんなことをやらなきゃならんのだと。1番多かったのは10円、次が1円と100円だった。見込みを大きく上回る数。約2500枚。これを、5袋に分類する。
◯◯◯◯金庫へ。501枚以上は手数料1100円、500枚以下無料。「1枚多いですよ」みたいな知らせはない。硬貨の入金は1日1回のみ。自動計算機の機械に入れられた硬貨は口座へ直行。確定枚数が表示され、プリントアウトした用紙を見た担当者が諸々チェック。そんな流れ。
「53番でお待ちのお客様どうぞ」「ハイ、ハイ」「硬貨は全部で478枚でしたので手数料のご請求ございません」「どうもありがとう。あと4回来ますので宜しく。ところで神社の賽銭とかどうなっちゃうんですか?」「このあたりの神社はそんなお金集まらないですから」「は⁉︎」
予想だにしなかった返答に呆れる。
とにかく嫌な世の中になったもんだよ。
ヘーマ