タカミの見物⁉︎
2023年 06月 30日
ジュリ〜‼︎
沢田研二「さいたまSA」でのバースデーLIVEがWOWOWで生中継された。とりあえず録画。昨夜ようやくチェック。暑い日だったので缶ビール片手に。冒頭でそのビールを吹き出しそうになる。
なぜならバックのギタリストが知り合いだったからだ。高見一生さん。25年以上前、彼は乙部さんと組んでよくセッションLIVEをしていた。ボクも何度か対バンしている。終わってからの打上げが壮絶なんだ。
朝までドンチャン騒ぎ。当時の高見さんは、丸坊主で前歯が欠けていた。ベタベタな関西弁、ハッハッハッと高笑い、それがオール巨人にそっくりなのだ。まわりにも変人たちが絡みついていた。
「おまえ、ドラマーで誰好きやねん?」「日本人ならポンタですかね」そう答えると、「ホンマかいな。オレ、来週ポンタとLIVEやるで。六本木バレンタインや、来るか?」この時もビールを吹き出しそうだった。
当然行く。1994年のこと。この時、初めて村上ポンタ秀一さんと遭遇したのだ。時を経て、高見+乙部+澤田のトリオバンドを見に行って久々の再会。それとてもう5、6年前になるはず。
まさかTV画面を通して高見さんを見るとは思わなんだ。ロン毛、サングラス、歯も入れたようだ。この人が、動かず表情も変えずギターを弾く姿を見るのは初めて。当時はまるでジミヘンだったもん。
今はなき「四谷フォーバレー」で、ステージの“後ろ”にアンプもろとも転落した伝説を持つギタリスト。頭に包帯巻いて打上げ会場に登場した時、参加者全員でスタンディングオベーション。いい思い出である。