「ゴジラ-1.0」寸評
2023年 11月 18日
“シン”ではないゴジラ。
ウルトラマン、仮面ライダー、ゴジラ、中年男性にとってみたら思い出深いキャラクターであろう。ボクも好きだった。しかし、小2からアントニオ猪木にどっぷりハマってしまう。
だからなのか、みんなが漫画やゲームに夢中になっているのを冷ややかな目で眺めていた。架空とリアルの差はいかんともしがたいと。むしろ大人になってからの方が興味がわいたかも。
シンゴジラ、シンウルトラマン、シン仮面ライダー、すべて観賞済み。ただどれも映画的スケールをあまり感じることができなかった。やはり昔からず〜っと好きな昭和世代のファンが見るべきだ。
さて新作「ゴジラ−1.0」はどうなんだ?予告編を見た時、ゴジラの巨大さが伝わってきた。よし‼︎期待しないで足を運んでみるか。結論から言うと、ゴジラ、安藤サクラ、子役、よろしゅうございました。
その他、男性俳優がドしょっぱいとしかコトバが出てこないほど臭い演技。なぜみんな声優調なんだよ。興醒め。監督の演出か?だとしたら完全に裏目に出たと思われる。
説明的場面がゴジラ登場前後に挟まっており、これがまた学芸会レベル。結末も、思わず関西弁で「んな、アホな‼︎」と声が出そうなほど不自然。無理くり過ぎ。映画サイトの高評価が怪しいぞ。
どう考えても100点満点で50点以上はつけられないって。ボクは30〜35点である。仮にもTVサイズで本作を見ていた場合、100%途中でストップだ。娯楽系の邦画はいつもどれも酷い。傑作を待つ‼︎