平ちゃんアワード
2023年 12月 31日
大晦日。
年の瀬恒例。2023年に見た映画の総括を。せっかくなのでランキング形式でお届けしよう。合計24本。今年は月2本ペースということになる。話題作からミニシアター系まで。
変に偏ってはいないと思う。そのあたりを踏まえても本年度私的1位は断トツで「コンパートメントNo.6」である。フィンランド映画。舞台は極寒のロシア。寝台列車で出会った男女の物語。
冒頭、哲学的なセリフがあった。「旅は何処へ行くのではない。何に逃げているかだ」今でもココロに沁みている。女性の主人公、目的である「古代遺跡を見る」が途中でどうでもよくなっていく。ここがいい。
現地に辿り着いたものの、同乗した男に恋心が芽生えた彼女、その遺跡には目もくれず、若い男女は氷の世界でイチャイチャと戯れるのだった。HOTとCOOLの極限的コントラスト。なんて美しい光景なんだよ。
2位「怪物」、3位「憧れを超えた侍たち」、共に見ごたえあった。後者はWBCの密着ドキュメント。あんなミラクルはもうないとボクは思っている。素材が素材だもん。駄作になるわけがない。
残念だったのはエンディング曲。野球とまるで関係ねぇ。あいみょんの歌謡曲はないよ。一瞬で興醒めだ。壮大なオーケストラ曲がよかった。ヴォーカルなんていらない。ド野暮である。
さて、ワーストは2本。「RRR」と「ゴジラ−1.0」どちらも見ながら早く終わってほしかった。「細かいことは抜きして」ありきで楽しめる作風なんだろうけど、あまりに雑すぎる作りと思ったわけだ。
皆々様、今年も駄文・雑文にお付き合いいただきありがとうございました。良いお年を。
the pai-no-pai
オギノ ヘーマ


