「最後の乗客」寸評
2024年 11月 25日
珍しい本編55分という短い映画。
〜本文ネタバレあり〜
内容はベールに包まれていたが、主人公(タクシー運転手)が東日本大震災で命を落としていることに気付くまで時間を要さなかった。この世とあの世の区別がつかない、つまり成仏していない霊体として存在している。
愛娘、震災時に乗車した親子霊、すでに事故死している同僚(霊)、生きているのは娘だけなのだ。こういった内容の映画を批判すると村八分や魔女狩りにされそうだが、あえて本音を書かせてもらう。
これをアマチュアが製作したのならわかる。評価に値するかもしれない。しかし、プロが作ったとなれば話は別。素人レベル。カメラワークも酷い。まとわりつく様な“お涙頂戴”のオチも不愉快である。
こんなもので感動したなんて言ってるバカは、産まれて死ぬまで泣いているにちがいない。震災が軸になっているとわかっていたら絶対に見なかった。短尺とはいえ、途中で席を立とうかと思ったほどだ。
このような駄作が都内や地方都市でヒットし、全国拡大公開に及んでいるのか。いったい日本人って何なのだろう?同調主義にもほどがある。つまるところ、被災者に対する冒涜ともいえる。おかしい。
ヘーマ


