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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

「正体」寸評

 またまた邦画にした。


 先月は2本一気見。「最後の乗客」と「海の沈黙」だ。どちらもボクにとっては駄作に入る。震災と病気を易々と扱う安直さに呆れた。今日の「正体」は、死刑囚が脱走して容姿を変えながら逃げまわるというもの。


 主演・横浜流星。山田孝之、吉岡里帆、原日出子、松重豊などが脇をかためる。サンシャインシネマズ沼津(スクリーン3)は、まわりに誰もいなかった。これなら映画に集中できる。上映時間100分。


 会場入り前に洋食「千楽(北口店)」のカツハヤシライスで腹ごしらえ。つまらなければ昼寝タイムになってしまう。さほど期待していなかったが、これが嬉しい誤算だった。スクリーンに釘付け。


 ラストに向かっていくにつれて少々臭い演出、エンドロールの音楽が歌謡曲だったりするのはいただけない。しかし、シンプルに面白かった。これならお金を出して映画館で見る価値は十分あるだろう。


 惜しむらくは「極限状態」の人間描写だ。男性は追い詰められると性欲が爆発する。不謹慎とかそういうレベルではない。種を残そうという本能なのだ。毎夜、悪夢にうなされる逃亡犯を、優しく介抱する吉岡里帆。


 まったく不自然だ。なぜセックスシーンがないの?うなされる側がちがう。逆ではないか。リアリティも何もあったものではない。昭和の女優ならば全裸になっていた。吉岡里帆は殻を打破するチャンスを逃したな。


 濡れ場なき逃亡劇なんかあるわけない。もし、横浜流星×吉岡里帆の濃密なエロスがブッ込まれていたら、今年のNo. 1評価だったかも。あの南野陽子だって主演作で脱いだんだぜ。残念、無念、がっかりである。

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ヘーマ

by h72ogn | 2024-12-15 17:33