平塚の母❷
2025年 03月 26日
通夜・本葬は1週間も先なの?
訃報は日曜深夜にYと妹Cからきた。すっかり寝ていたので、知ったのは職場に到着してからである。さすがに落ち込んだ。気分のスイッチが入らない。半ドン仕事を終えると、12:58の電車に飛び乗る。
その車内からYに「どうしても家でお別れしたい。お花を供えたい。今からそっちへ行く」とメッセージを送る。すると、「ちょうど実家にいるから、到着時刻教えろ」と返信がきた。14:15に平塚到着。
車の中でおよそ1年半遡って話を聞く。看取り介護だから延命や特殊な治療は一切なし。最期は家族交代で泊まり込みで母に寄り添った。寝ずの番というやつか。こういう時のY家の結束力はかたい。
おばさんが亡くなった日は、妹Cの誕生日。なんという偶然。Y家に着くと、小さくなったおばさんが目に入る。「死とは苦しみからの解放なのだ」改めてそう自分に言い聞かす。
10分もすると、葬儀屋がやって来た。兄弟4人は打ち合わせ。ボクはいつものキッチンへ移動。すると、完全に蚊帳の外にされた喪主であるおじさんが座っていた。生前中のおばさんとの思い出から会話が始まったのだ。
ヘーマ