「わたしは最悪。」は質の高い人間(女性)ドラマだ。
「007」「バットマン」「スパイダーマン」「トップガン」みんな楽しめた。しかし、ボクはやっぱり人間にフォーカスした物語が映画の醍醐味だと思っている。見終えた後のおしゃべりも有意義だ。
「わたしは最悪。」の主人公は女性だが、野郎こそ見るべきと昨日書いた。2人の友人にこの作品をすすめる。LINEでね。ターザン山本さんとKUROちゃんである。すると、即レスポンスがあった。
KUROちゃんは自宅で「男はつらいよ」を見返していたようだ。彼はミュージシャン(ラッパー)であり、小説家でもある。興味のあることに突入していく気質。彼にすすめた落語もそうだった。
一之輔無観客配信を10日間全て見ていたもんな。ま、ボクもだけど。LINEのやり取りが済んだ1時間後、再びKUROちゃんから。そこには、「なんと!偶然、今日は渥美清さんの命日でした」とあるではないか。
また何回か送信&受信を繰り返す。「男の憧れは2つ。『富』と『フーテン』だよ。しかし、女は違う。それを見事に描いたのが「わたしは最悪。」なんです」とボクは結ぶ。寅さんとユリヤの二元論だ。
KUROちゃん、ターザンの感想を聞くのが今から楽しみである。
ヘーマ