「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!
by ヘーマ
「寝ても覚めても煩悩」発行:小学館(定価1980円)
古舘伊知郎著。小説やコラムなどではない。古舘さんが18に及ぶ人生相談に答えるという内容。ボクは、人前で2時間上手に歌える人よりも、2時間流暢に喋る人の方を遥かに尊敬する。
そういう部分で古舘さんは日本屈指の存在だ。数年前、「トーキングブルース」に初めて足を運ぶ。猪木が難病を患っていた頃。そのハイライトは、架空のプロレス実況中継だった。すべてアドリブのようでちゃんと台本がある。
つまり丸暗記。何万という文字が頭の中に入っているのだ。そのとてつもない情報量を淀みなく、しかもLIVEで披露するのだからハンパない。そんな「おしゃべり魔人」が人生相談?つまらないわけがない。
3月12日発売。約1ヶ月遅れで購入。前書きからキッチリ読み進める。1人目の相談は、「人に上手く催促ができない」というものだった。すると、催促の達人として名前が挙がったのはターザン山本さんだったのだ!

つづく。
ヘーマ
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あたりまえのことだ。しかし、これは人間関係や嗜好などでも同じようなことが起きてしまう。知らぬ間にね。太った人がパートナーになると、痩せている片方も肥満体になったなんてよく聞く話だ。
あとは精神科医(心療内科)が精神崩壊したという症例。まさに、「ミイラ取りがミイラになる」。なんという皮肉。陰にもパワーがある。むしろ陽より強力だ。持ってかれる、引っ張られる、引き込まれてしまう。
自分自身を平穏に保つことは意外と大変なのだ。20歳から約3年ほどドラマーとして在籍していたバンドは、どんどん曲がアバンギャルドな方へ向かい、歌詞も内へ内へとドロドロな感じに。ある日、突然我に返る。
「面倒はごめん」「知ったこっちゃない」「すべては絵空事さ」そうやって生きてきたじゃないか。他人の心の闇なんてどうでもいいこと。やってられるかだ。おまけに、某メンバーの態度が気に入らなかったのもある。
即脱退。それから間もなく行われたBo Gumbosの解散LIVE(1995.06/野音)に、乙部さん、ローディーのF君と3人で行った時に事が動く。F君が会場内にドラマーを探しているバンドのメンバーがいると。橋渡し役に。
「ピラニアPOP」…変なバンド名ね。イイ感じ。数週間後、高円寺「屋根裏II」でサポートドラマーを立ててのLIVEに招待される。G担当の細身の男が本番前にセッティングしていた。「初めまして、平馬です」と声をかける。
すると、「あ、どうも」とボソッと言われた。その声の主は宮内孝臣。ボクがあの時我に返らなければ、みやうち君とパイで一緒にやっていくことはなかった。しかもDr→Voへ。“道”は刹那で大きく変わるというこった。

ヘーマ
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1992年の夏だったと記憶している。関内「CLUB24」というライブハウスへ。 ボクより1学年上の元メンバーが組んでいたバンドは解散。Vo&Gの2人で活動していた。事務所とも既に切れている。オールナイトイベント?
持ち時間は40分程度。良かった。歌もギターも21歳とは思えない。これ、いまだにそう思っている。曲はどれも心の闇を吐き出しているかのような感じ。トム・ウェイツに影響を受けていることがすぐわかった。
打ち上げへ。そこで朝までこってり呑んで話した。まだ開発中のみなとみらいへ始発前に行って大暴れ。脱退していたベーシストはそこで転倒し滑落。足を骨折した。と、何となく流れでこの怪我人を含めた4人でバンドやろうと。
リハーサルスタジオは大山(東武東上線)にあったDABO STUDIO。ここで毎週日曜日の朝9時から3時間ほど練習した。池袋Admで初ライブ。他に、四谷フォーバレー、恵比寿ギルティ、3つの小屋を主戦場にする。
年間30本近くLIVEをこなし、地方へツアーも組んでもらった。年齢が近いし、しかもボクだけ年下。偏屈同士それぞれの性格だったのもあり、仲違いの連続であった。それでも無我夢中になれたのは間違いない。だが、ある日突然我に返ったのだった。

つづく。
ヘーマ
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ボクはかねてから、女性は「ふと我に返る」ことが中年以前・以降に必ずあると思っている。実際にそうなった人たちから直接話を聞いたから間違いない。仕事、家庭、恋愛、人間関係、健康などなど。あらゆる事柄でだ。
もちろん男性も入っているが数は少ない。しかもグズグズしている。女性はここがちがう。我に返った瞬間に腹が決まる。腹を据えるともいえよう。では、自分にそんな事があったのか?なかなか思い出せずにいた。
しかし今になって、海岸線を歩きながらふと頭の中に浮かび上がってきたのだ。それは31年も前に遡る(笑)。1995年。ボクがドラマーとして在籍していたバンドを突如脱退した時のこと。当時、葛飾区金町に住んでいた。
その狭いワンルームの部屋で、いきなり「これは自分には合わない。俺らしくない。よし、辞めよう」そう思ったのだ。他3人のメンバーは全員揃って学年が1学年上で同郷。すごいのは高1で中退してすでに上京していた。
もちろんプロになる為だ。気骨ある人たちがいるものだと、沼津か三島でツアー組まれた時は足を運んだものである。事務所もついた。彼らは16歳で自活していたわけで、もうこの頃から学生っぽさ皆無。異様なオーラを発していた。

つづく。
ヘーマ
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享年86歳。この方、ファンク系ドラマーの東西横綱の1人と云われていた。ちなみにもう1人はバーナード・パーディーである。ファンクビートとは即ち「跳ねた16ビート」のことである。
60年代にブレイク。もうそれはそれは超ビッグネームの屋台骨としてリズムを支えていた。面白いのは畑の違うジャンルへ参加した時のノリだ。ソウルバンドの雄、ザ・テンプテーションズ「1990」がわかりやすいかも。
1973年リリースのアルバム。ソウルがロックに丸飲みされた時代でもある。だから、シンプルってよりは重くてグルーヴ重視に変化していこうと。だからギャドソンが起用されたとボクは思っている。一聴の価値あり。

ヘーマ
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