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「ザ・パイのパイ」オギノへーマ殴り書き/書き殴り/本音/虚偽/事実/夢想/真実/妄想/本音/無根/吐露/激情/・・その他諸々の五百字詰め。毎日更新!


by ヘーマ

さよなら王様

 あのギターの音を生で聴いてみたかった。




 B.B.キング逝去。享年89才。チャンスは何度もあったのに、来日公演を見ることはなかった。
特にボ・ガンボスのドラマー/岡地さんがバックをつとめたライブは絶対に行くべきだった。
なにせ1番金に困っていた時代。悔やんでも仕方ない。キングは持病の糖尿病が悪化。


 80台に突入しても活力あるステージをこなしていたが、ツアーは組めない体調だったのだ。
ボクはキングのギターの音色がことのほか好き。“ジャーン”の中に、複雑に絡み合う音がある。
ギッ、ギョ、ギャ、ツゥーン、トゥワ~ン、ンガッ、まさに彼ならではのサウンドだ。


 メイン使用のセミアコギターは恐ろしく重量があり、愛称をルシールという。
これを大事そうに大事そうに扱う彼の仕草もまたキュートであった。
う~ん、やっぱり諦めきれないなァ。借金してでも生キングは拝んでおくべきだったのかも。








平馬
# by h72ogn | 2015-05-15 19:57

有足無足

 足があるだけで印象がこれほど変わるのか!




 ボクは蛇が嫌い。キライがゆえに図鑑や生態を記録した映像はよく見る。興味がある。
ところが本物に遭遇したりなんかすると大変だ。引き返すどころか即帰宅しちゃう。


 過去そんな事が何度かあった。なぜ嫌悪感がつのるのか?原因の筆頭は無足だからだ。
トカゲ、イグアナ、イモリ、ヤモリ、こいつら爬虫類だがむしろ好き。かわいいと思える。


 あと、殺傷能力の高い毒を持つ蛇がやたらにいるのもよくない。死ぬんだろ。
そういえば映画化される前のTV版「男はつらいよ」の最終回がえげつないのである。


 あの寅さんは、毒蛇に噛みつかれて絶命。死んでしまった。まぁそれはいい。
タイ・バンコク(サラヤー)に宿泊した時のこと。宿のすぐそばの溜め池に体長80センチのオオトカゲがいた。


 あまりの巨大さに一瞬たじろいだが、足を確認できたら別にどうってことなかった。
これがもし大蛇だったらボクは池ポッチャして無言の帰国となったかもしれない。







平馬
# by h72ogn | 2015-05-14 20:14

朝の出来事

 台風一過。見事な青空が広がった。




 しかし朝~昼過ぎまで強風が吹き荒れる。なんだかそれが台風の置き土産のように思った。
早朝6時13分の出来事。また東北で震度5強の地震が起こる。なんと4年前の余震だとか。
マグニチュード9という巨大エネルギーがもたらした地殻変動となると、容易くおさまらないのか。


 もういい加減に解放してやれといいたい。自然界は残酷だよ。余震が震度5クラスだもん。
起床していた人もいるだろうが、寝込みを襲われるほど恐いものはない。
元ヤクザの山本集さんも「殴り込みは深夜が鉄則や」と言っている。日中とは明らかに違うのだ。



 先月、茨城在住の元メンバーだった永瀬と会った。土浦市の実家で被災したのだ。
当時の話を細かく聞かせてくれた。夜勤明け。疲れた体をベッドに横たわらせていた時。
14時46分。大地震。ベッドは波打つように揺れ、もろとも床に叩きつけられてしまう。


 頭部強打。さいわい怪我はまぬがれたが、ライフラインは完全ストップ。数日間に及んだ。
「もう地震は勘弁ですよ」・・・彼がしみじみと呟いていた事を思い出した。






平馬
# by h72ogn | 2015-05-13 19:56

整理整頓

 昨日の日曜日。快晴。朝から部屋掃除、洗濯、衣替えをした。




 自室のベッドサイドにSONY製のミニコンポがあって、その真下に数百枚のCDを収納している。
かろうじて納まっているだけ。あれこれごちゃごちゃになってしまった。
メタリカの隣にテレサ・テン、カサンドラ・ウィルソンと五代目柳家小さんが並んでいたりする。


 せめて洋楽と邦楽で区切り、そこからロック、ジャズ、演芸、ディラン、ストーンズ、
ニール・ヤング、ズボンズ、清志郎(RC)でまとめておこう。やってみると意外な発見がある。
ヘビロテで聴いているアルバムはほんの一握り。へたすっと10枚切っているかもしれない。


 スタジオ録音だと魅力が半減するバンドの代表は2つ。RCとストーンズである。
そのかわりライブ盤は素晴らしい。去年の来日公演(オーディエンス録音)は何度聴いたことか。
あと、最近なぜかレッチリがいい。タイトル失念。カプセル薬に蝿が止まっているジャケのやつ。


 傑作だと思う。その昔、チンポに靴下+電球の被り物時代は明らかに狙いすぎ。キライだった。
今はとてもナチュラルに音を奏でているし、まずアンソニーの唄が素晴らしいんだ。浮き雲みたい。
これみよがしのドラムが少し手数を抑えられたらもっと好きになるんだけどなァ。

・・・音も整理整頓してこそですよ。






平馬
# by h72ogn | 2015-05-11 22:24

花道パドック

 あ!いつもと顔がちがう。




 大相撲五月場所。初日。結びの一番は、白鵬(横綱)ー逸ノ城(小結)。二人ともモンゴル人。
過去の戦績は横綱の四連勝。まったく相手にしていない。雲泥の差。子供扱いである。
先場所なんて207キロある逸ノ城がふわりと浮いて、そのまま土俵を割った。信じられない。


 それほど白鵬は強い。解説者も、どんなかたちで勝つのかという話題に終始していた。
4時からの大相撲中継を見る。場所前の稽古で負傷した力士が多い。どいつもこいつも。
シャレにならん。AV男優が前夜ちがう女とヤッて本番に挑み、まるで勃たなかったのと同じだ。


 イライラするよな。日馬富士や豪栄道までいかれていた。そんなこんなで逸ノ城が入場。
あら?気合い十分。鬼の形相ではないか。もしかしたらもしかするぞ。仕切りも気迫を感じた。
立ち合い。思い切りあたる。と、その瞬間、逸は右から小手投げへ。ぁあーっ!手をつく白鵬。


 文句なし。逸ノ城の勝利。競馬にパドックがあるように、相撲なら花道の入場を刮目せよ!





平馬
# by h72ogn | 2015-05-10 19:27

シャーロット

 たかがエテ公ごときの名前にごちゃごちゃ言うな。



 田舎の動物園で猿が産まれた。その誕生日がイギリス王室のガキと同日だからと、
名前も同じにしちゃった。シャーロット。日本猿に相応しいネーミングとはいえない。
しかしまぁいいじゃないの。記念なんだから。ところが各方面から抗議が殺到したという。


 不謹慎だってさ。英国人が異論を唱えるのならわかるが、声の主は日本人である。
おまえらマジに言ってんのか?弱小動物園に電話してわめき散らしやがって。暇人め。
Sさんからもメールがくる。「『エリザベス』というラブホテルは許されるのか」とね(笑)。


 まったくその通り。猿の名前よりずっと不謹慎なものは世の中にごまんとある。
風俗店なんて酷いよ。「ヌクドナルド」「ヤッテリア」「スターファックヒーヒー」。
ロゴやアイコンなどほとんど同じだと、風俗好きの友人が言っていた。シャレだよ、シャレ。


 ちなみにメンバーの某Mは若い時分、友達何名かで「シコリンピック」と名を付け、
センズリ大会を定期開催していた過去がある。いい響きだ、シコリンピックってのは。


 だから記憶している。





平馬
# by h72ogn | 2015-05-09 07:36

ひとり居酒屋

 ひとりで飲みに行ける店はあった方がいい。




 もちろん酒を飲めない人や、ひとり飲みができない人は必要ない。
後者のタイプって意外といるんだよね。誰かと一緒でないと外食できない人が。
酒好きならば贔屓の店をいくつか持っていたいもの。そこでまず重要なのは客層だと思う。


 男女若いグループや、女同士でパァパァだべっている連中がいない事。
長っ尻ジジィ、泥酔者、ボス的存在と自己設定している常連、著しいブスなどもいらない。
黙っている人に無理矢理話しかけるのも野暮だよな。小1時間でサッと帰るのも大事なルールだ。


 価格設定も重要。生ビール¥500以下、酎ハイ¥350以下、ホッピー¥450以下、中¥200以下。
つまみ類は、焼鳥¥100前後。煮込み、ポテサラ、お新香、この3つが自家製で¥400程度が妥当。
あ、酎ハイ関係の焼酎が「キンミヤ」ならさらにポイントアップである。


 できたら家族経営がいい。週末だけ手伝いにくる娘さん、そうね年齢は30代半ばくらいか。
両親のどちらにも似ていない美人。ちょっと病弱で色白。エロい。そんな女性がいる店が最高。
なかなかないのよ、これが。しかし!オレはやっと探し当てたぞーっ!!どこの何て店かって?


 教えるわけないだろ。
# by h72ogn | 2015-05-08 14:43

適役

 映画はどのジャンルも抵抗なく観ることができる。




 しかし、最近の邦画には興味は薄い。テレビの延長みたいなのばかり。役者も線が細い。
フランスではもうモデルでさえも、BMI数値の低すぎる人は契約できない制度ができた。
日本の俳優陣、特に女性の役者さんはひどく痩せている。特別な役作りでもないのに。


 一部ならまだしも。ガリかデブしかいない。真ん中のほどよい丸みをおびた美人はどこにいる?
たとえばホラーサスペンスに出てくるような影のある役にふくよかさはしっくりこない。
つい先日、市川崑監督「悪魔の手鞠唄」を見た。今から38年前の古い映画である。


 主役は岸恵子さん。当時の年齢は40代半ば。それでもめちゃくちゃ綺麗。シャープな顔立ち。
向こう側が透けて見えてしまうような色白なのだ。まさにはまり役。「適役」っのが絶対にある。
細けりゃいいという時代はもうとっく終わっているのだ。いい加減にしろといいたい。

 やはりどうも女性同士の憧れに対する価値基準が崩壊しているからだろう。
でなければあんな栄養失調系がちやほやされるわけがないのである。





平馬
# by h72ogn | 2015-05-07 20:09

風と共に

 心地よい風に吹かれたい。




 いきなり何を言い出すのだと突っこまれそうだが、ボクはいつもそう思っている。
お金で買えない自然現象からの恩恵。そのトップが涼風だろう。ってことは季節限定なのだ。
冬の時期の風は寒さの厳しさを感じさせる。反対に猛暑のそれはけして涼しい風ではない。


 やはり春か秋だ。5月と10月。ほんのわずかの期間の中で、生きていてよかったと本気で思う。
このGW中の半分は友人のMさん宅におじゃましていた。毎年恒例。酒と肴を調達し、宅呑みだ。
翌朝、軽い二日酔いに襲われる。カーテンを開けると快晴の空と、新緑を揺らす風が部屋に入る。


 ひらりとレースカーテンが窓際を舞い、ひんやりとした春風が肌に触れる。この清涼感が最高。
外で遊ぶガキの声すらヒーリングミュージックに聞こえてしまうのだ。花鳥風月は偉大だ。
まさに命の浄化作用。天然空気清浄だ。憑きモノすらおちている気がしてならない。


 風と共に去りぬ?
いや、「風と共に生きる」。



 つまらなく年をとってはいけないと、いつもこの頃になると思うのだ。






平馬
# by h72ogn | 2015-05-06 12:23

「Mommy」評

 映画?落語?美術館?さて何を選ぼうか。




 昨日、起床してすぐこの選択肢が頭に浮かんだ。けっきょく有楽町へ行くことに。
11:25上映の「Mommy」に決める。カナダ映画。前日の「ザ・トライブ」はヘビーだった。
全員聾唖者だもんな。さて今作はというと、、、これがまた一筋縄ではない。
登場人物は、いかにもスネに傷をもったシングルマザー、精神障害の息子、吃音者の隣人。


 この三者がおりなすヒューマンドラマである。138分もある長尺。役者はみな実力派。
ボクは吃音の隣人カレンの演技力に脱帽した。特に怒りを露にしたシーン。あれは恐かったなァ。
アバズレとキチガイ息子のバトル。それに絡むドモリ女という単純なストーリーだが、、、


 個々の心情、そしてその変化など、緻密に計算されつくしたエモーショナルな演出が光る。
ゴールデンウィーク、連休中の浮かれた気分がズボッと落ちる重~い作品だ。
2日続けて、見終えたあと、座席に張りつけにされたような感じになった。ま、レジャーよりマシ。

 一般人とは反対方向に歩を進ませた方が絶対に得するもの。ざまあみろだ。
ちなみに今、ガラガラの下り新幹線で伊豆へ帰っているところである。





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平馬
# by h72ogn | 2015-05-05 12:09

「ザ・トライブ」評

 こりゃ現代によみがえった「無声映画」だ‼




 今日、シネマカリテ新宿で「ザ・トライブ」を見た。ウクライナの作品。
外国映画なのに字幕なし。おまけに音楽もない。なぜかというと登場人物が全員聾唖だから。
言葉を発することができない。聴力ゼロ。手話を使う。ほんとに一言の台詞すらないのだ。


 とかく身体障害者が主人公となると、お涙ちょうだいのクサイ物語になるもの。
しかしこれは違う。みんな悪(ワル)。暴力、略奪、売春で金を稼ぐ族どもだ。
内容云々でならばよくある話。不良学園ものという感じだが、なにせ言葉がない。それが新しい。


 特に暴力描写やセックスシーンの音が生々しいのだ。よく撮ったよ。世界は広いなァ。
終演後はぐったり。どっと疲れが出る。最初~最後までダークトーン。同じ列に若いカップル1組。
2人とも正装に紙袋。女性の方が言ってたよ、「これは結婚式の後に見るもんじゃない」とね。


 「ザ・トライブ」は、ハッピーな気分を木っ端微塵にする破壊力をもった映画である。




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平馬
# by h72ogn | 2015-05-03 23:08

悪ふざけ

 忌野清志郎が亡くなって今日で丸6年が経った。




 今になってロックの神様みたいな持ち上げ方をされているが、
生前どちらかというと“厄介者”“邪魔者”“問題児”みたいな扱いをされていたように思う。
葬式の弔辞で甲本ヒロトが言っていた、「全部冗談だったんだよな」と。


 たとえば発禁になった「カバーズ」。ふつう単なる企画ものだったら、あれ1枚で終わる。
コンセプトアルバムとして出して終了になるはずだ。ところが清志郎(RC)はちがったのだ。
古巣に戻ってすぐ発売した「コブラの悩み」の1曲目で、怒りをぶちまけるかのようにこう歌う。


「日はまた昇るだろう。「東」の「芝」にも~」


 そう、発禁した東芝EMIの理不尽さに対してこの歌詞をつけた。清志郎はしつこい。
腹の虫がおさまらなかったのか、反体制の曲をぶちまける「ザ・タイマーズ」を結成。
このバンドもたくさん新聞ざたになった。悪ふざけと悪だくみの総動員といえる。


 清志郎ならではの起動力は、ヒロトの言う「全部冗談」からスタートしている。
しかし、怒りに対してだけは超リアルだった。才能を武器に闘った。戦争と核に牙を剥いた。
キャラクターやイメージみたいなものを超越。類い稀な存在感を示したロックンローラー。


 真剣に悪ふざけしないで、ロックも何もあったもんじゃないんだよ。



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平馬
# by h72ogn | 2015-05-02 17:17

ゴールデン悪夢

 五月晴れ。空調いらずで過ごせる心地よい月。



 スギ花粉も飛んでいない。まだ湿度も低い。しばらくは行楽日和がつづくようだ。
もうずいぶん前のこと。GW初日に伊香保温泉へ友人と一泊旅行した。
直近になって予約。その当時はアプリはおろかスマホもない時代。どうやって調べたか忘れた。


 我々の予算、宿代1万円内。さすがに夕食は付かないだろうと思っていたのだが…
なんと朝夕2食で9800円の旅館を発見!これはラッキー。すぐ予約。
んで当日。さんざん遊んで夕方宿に到着する。うわゎ~やっちまった。ひでぇや。


 旅館とは名ばかり。単なる巨大な箱。ロビーが無駄に広い。だが恐ろしく殺風景なのだ。
部屋に入る。やっぱりな。ちょいと色気付いた拘置所ですよ。飯は部屋食。もうわかるよね?
あなた入院したことあります?あんな感じ。ここは完全に修学旅行の学校相手の宿だ。

 朝飯の忌々しさ。世にもおぞましいアジの開き(干物)にはたまげた。
イヌイット族の保存食にもないような塩気。辛いの次元をこえている。
それ以来、ボクはGWの遠出を避けているのだ。連休中だけおとなしくなる東京がよい。







平馬
# by h72ogn | 2015-05-01 08:28
※内容に触れていませんが、これから見る方は読まないで下さい。




 「龍三と七人の子分たち」をシネマサンシャイン沼津で見る。それなりに席が埋まっていた。
若者はほとんどいない。年齢層高め。熟年夫婦が何組もいる。やはりというか無駄話が多い。
60、70代の連中の観賞マナーは悪い。彼らに「今の若者は」なんて言う資格はない。


 そんな世代がこの映画の主人公である。元ヤクザの老人が再び徒党を組んで起こす大騒動。
内容はこれだけ。100分の上映時間の中で、たけし流のコントがこれでもかと詰め込まれている。
いわゆるベタなものからシュールまで。あらゆるタイプの笑いがちりばめられていた。


 ボクはどちらかというと“万人うけ”する笑いがあまり好きではない。特に映画でだ。
だからテレビのお笑い番組はほとんど見なくなった。たけし特有の凶暴な笑いがもっと欲しい。
たしかに何箇所かそんなシーンはあったが…、つまり大衆作品に特化しようというつくりである。


 動員最優先か?見て損はないと思うが、映画館の巨大スクリーンでなくてもいい。
しかし、日本を代表する渋い俳優といわれている藤竜也によくあんな事をさせたと思う(笑)。







平馬
# by h72ogn | 2015-04-30 08:31

劣悪会得

 なんのために音楽をやっているのか?




 やる側でそういう思いや考えを巡らせる人と、まったくしない人がいる。
する人でも2タイプいて、黙って考える人、ボクみたいに発してしてしまう人間がいるのだ。
金儲けしたい、いい酒、いい車、いい女、いい家を手に入れたいと思っている者は多い。


 むしろそこまであからさまでいた方がわかりやすくていい。と、ボクは思っている。
では自分はどうかって話だが、究極的に言うと「やめられない」からやっているだけ。

 音楽の最大の魅力は、音が鳴ってそれが空中に飛び散って無くなる潔さである。
落語も同じ。声は出ては消えていく。優れた咄家さんの芸を前にすると儚さすら感じるのだ。




 満たされた環境でライヴばかりすると、大事なことがボヤけてしまったりするもの。
たまには劣悪な音響環境だったり、難しそうな客の前で演奏する機会は大切である。


 前述した“売れたい”一心の人は、どんな客層でも必ず振り向かせなければならない。
たとえそれが嫌な奴らばかりでもである。金儲けに自分の都合云々は持ち込めないからだ。


 我を押し通したら、まず次はないと思え。過酷だよなァ。ボクにはとても無理。不可能デス。
いや待て。ギャラ仕事だったり、自分主催の企画ライヴならガマンする。できるはず。


 しかしそうでない場合、それなりになる事は避けられない。気分が上がらなきゃそれまで。
だが、不愉快な状況や満たされていない環境でやる意味は必ずある。


 それは、、、


 不快な人間の前だと「あ~オレは自分のために歌っているんだな」って事が確認できるからだ!!






平馬
# by h72ogn | 2015-04-29 12:16